2021-10
ハーフデイリハビリステーション晃誠です。
秋風が立ちはじめ、しのぎやすい季節になりました。実りの秋、食欲の秋と美味しいお話をしたくなるこの頃ですが、今回は体育の秋にちなみ、当施設で実施しているリハビリテーションの内容をご紹介いたします。
今回ご紹介させていただく種目は「ラダートレーニング」です!
ラダートレーニングとは簡単に言うと、棒状のもの(ラダー)をまたぎ歩く俊敏性やバランス能力向上を兼ね備えた応用運動です。
☆ 当施設で使用しているラダー棒の特徴
個々の能力や練習内容に合わせスライド幅が自由に変えられる。
山型の断面により踏んだ感覚、ひっかかりに気付きやすくなっている。
ねんざなどの傷害を防ぎ、安全性に重視している。
応用的に踏んでバランス練習に使用できる。
☆期待できる効果や有用性について
運動機能向上
転倒予防
認知予防
達成感
高齢者の方に行う際は本来の方法とは異なり、素早さは重視せず、ゆっくりと正確に行うことが重要です。本来のラダーはスピード・俊敏性・素早さのトレーニングの一部で、つま先で行うことが原則ですが、当施設は立位姿勢や安全な歩行能力獲得の観点よりかかとを接地させることを推進しています。
☆認知機能に対するアプローチとしてコグニサイズを取り入れています!
コグニサイズとは?
運動で身体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やす
課題が上手くなることが目標ではなく、間違えることで脳の活動が上がる
慣れてきたら、工夫して課題を変えていくことも重要
当施設でのラダートレーニングの紹介をさせていただきました。最後に職員が笑顔でコグニラダーにチャレンジしている写真です。利用者様が笑顔で暮らしていくために、笑顔でサポートさせていただきたいと思っています。目標に向かい、私たちと一緒に運動しませんか?お待ちしております。