2025-11

高齢者虐待防止研修会に参加しました!

ハーフディ・リハビリステーション晃誠です。

秋も深まり、朝晩は肌寒さを感じる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

令和7年10月28日、総合福祉センターにて開催された「高齢者虐待防止研修会」

(主催:今治市・今治市地域包括支援センター)に参加いたしました。

当日は、地域包括支援センターや他施設の職員の皆様も参加され、さまざまな立場から意見や経験を共有することができました。

他施設での取り組みや考え方を伺うことで、多くの気づきと学びを得る貴重な機会となりました。

第1部の講義では、虐待に関する基礎知識の復習や具体的な事例、今治市内での現状、不適切なケア(いわゆるグレーゾーン)について学びました。

特に、コロナ禍において利用者様や介護者、施設、ご家族とのつながりが希薄になり、虐待の報告が増えていたというお話が印象的でした。

日々の支援の中で、周囲との関わりや声かけの大切さを改めて感じることができました。

第2部の演習では、寸劇を通して不適切ケアについて考えた後、「自分が利用者様ならどう感じるか」「介護職員としてどのように対応するか」をテーマにグループワークを行いました。

意見交換では、どの施設でも共感できる事例が多く挙がり、利用者様の気持ちや行動に寄り添いながらケアを行う大切さを再認識しました。

また、介護職員だけでなく、ご家族や施設全体、他事業所、行政とも連携し、虐待防止につなげていくことの重要性も学びました。

今回の研修を通じて、改めて「当たり前のことを丁寧に行う」ことの大切さを感じました。忙しい日々の中でも、利用者様一人ひとりの思いや表情をしっかり受け止め、小さなサインを見逃さないよう努めてまいります。

そして、利用者様に安心して過ごしていただけるよう、自分の言葉づかいや接し方を振り返りながら、より良いケアを心がけていきたいと思います。

今回の学びを日々の業務に活かし、これからもサービスの質の向上に努めてまいります。